当スクールについて

当スクールについて

コンセプト

「ベル・アロンジェ」では、「バレエの基礎を学ぶ」=「ブレない体・土台(強い軸・体幹)をしっかり作ることをコンセプトに、私の経験を基に編み出したオリジナルのレッスンを行っております。

私がバレエを始めたのは10代後半と遅く、体の使い方を習得するのにとても時間がかかり苦労しました。バレエで使う筋肉は、日頃使っていない体の奥深い部分を働かせて、内側へ内側へ・・・奥を奥を・・・使って体を動かすので、最初はなかなか意識が入りづらいのです。 たくさん悩み模索した中でわかったのは、"見よう見まねでは身に付かない!"ということ。

大人の場合は、体のつくりや筋肉の使い方を、まず頭で理解し、体に落とし込み、染み込ませていく・・・という作業が必須であるということを、身を持って体験しました。

まず「どの筋肉をどう使うのか?」を理解し、「その筋肉に意識を入れて丁寧に使う」ことを習慣づけて積み重ねていくことがとても大切なのです。

これを習得すると、無駄な力が抜けて、驚くほどに体を綺麗に心地良く動かせるようになります。 「ベル・アロンジェ」では、床とバーを使ったオリジナルのレッスンで、お腹、お尻、内腿、脇、上半身の引き上げ等、筋肉の使い方や腕・脚・指先・足の裏の使い方を丁寧にお伝えし、体の土台をしっかり作って「内側から動く」ことを身に付けていただけるようご指導致します。


これによって、凛とした姿勢や、ワンランク上の美しいダンスが実現します。 私は、使っている筋肉に意識を入れ続けたことで、ある時・・・「ちゃんと体を使ったら、私結構イケるかも!」と、自分なりの魅力に気づきました。

自信を持てなかった私が、初めてそこで自分を受け入れることができ、それが自信に繋がって、上達の速度がメキメキ増したのです。

自分の内側にこそ自分を輝かせる術があります。

このレッスンを通して、是非それを実感してください!バレエストレッチとバレエ・ダンスで理想の女性像を目指してワンランクアップ。美しく歳を重ねていくサポートを全力でさせていただきます。

講師紹介

レッスンメソッドを通して、全力でお1人お1人をサポートさせていただきます

ベル・アロンジェ主宰
若木 香里

1967年9月生まれ、ダンスに携わり30数年。

1996年より5年間ニューヨークに留学。より深くダンスを学ぶ中、現在のクラスレッスンを作るベースとなった「フロア・バー・テクニック」と出会い、ダンスの基本となる体の使い方を学び、その大切さと必要性を感じ、1999年「フロア・バー・テクニック ティーチャーサーティフィケーションコース」にて認可取得。

帰国後、ダンスの基本(バレエ)をベースに、体を整える基礎を中心としたレッスンプログラムを作り、ダンス講師として活動を始める。


カルチャーセンター、スタジオにて、大人の女性を対象とした、体を整え、基本から学べるバレエストレッチクラスを開講すると共に、プロを目指す、若いダンサーやタレント、俳優志望の育成にも携わる。
(オスカープロモーション付属 オスカーエンターテイメント等)

現在、東京アナウンス学院にてオーディション対策とした第一印象を磨く「体幹をつくる美姿勢メソッド」として授業を担当。
若いうちから、正しい体の使い方を知って身に付ける!その大切さを伝えていく育成にも力を注いでいる。

2011年、レイキヒーリング(セカンドディグリー)を取得。

レッスンメソッドが出来るまでのストーリー

~ダンスを始めたきっかけ~

私がダンスを始めたのは15歳の時、宝塚の舞台で大浦みずきさんのダンスを観たのがきっかけでした。舞台で大浦さんが踊る姿を観ながら、私もあの舞台に立ちたい!と情熱が燃え上がり、なんと宝塚受験を決意したのです。
両親は猛反対。ジャズダンス・タップダンスは普通の習い事として始めさせてもらえたものの、バレエに関しては、「今からバレエを習ったところで到底無理だし、だいたいあなたのそのスタイルで宝塚に入れるわけがないでしょう」と、コンプレックスだった体型のことまで突かれて大喧嘩・・・。

しかし、それでも私はあきらめませんでした。
結局、高校卒業最後のチャンスのみという約束で、宝塚受験を許してもらい、17歳の時にやっとバレエを習うに至ったのです。

~「ダンスが上手くなりたい!」と悩み模索した20代前半~

結局、宝塚に入るという夢はかないませんでしたが、その後もさまざまなダンススタジオに通い、バレエもダンスの基礎作りとして続けていました。
でも、それなりにこなせるようにはなったものの、上手くはなっていない・・・と感じていました。

バレエのレッスンでは「お腹を締める・お尻を締める・内腿を締める・上半身を引き上げる」などと、体の使い方を指導されますが、よくわかっていない状態でした。先生から「もっと大きく踊りなさい!」「悪くないけど何も感じない・・・」などとよく言われていましたが、気を付けて表現しているつもりなのに・・・と、とても悩みました。

どうしたらプロの上手いダンサーさんたちのように、体全体を使ってのびのびと踊れるようになるのか?
憧れの大浦みずきさんのような質の高いしなやかなダンスを、体で表現して踊れるようになるのか?

このままの状態でレッスンを積み重ねていてもスキルは向上しない。そんな時、「N.Yに行こう!」と急に思いたったのです。
1年間アルバイトで資金を貯めて、1ヵ月間N.Yへ。結果的に、「1ヵ月ではとても学べない!住んで腰を据えてじっくり学びたい!」と、再度渡米を決意。今度は2年半かけて資金を作り、N.Yへの留学を果たしました。

~人生を変えたN・Y留学~

そしてここで、現在行っているレッスンの母体となる「フロア・バー テクニック」と出会ったのです。
床に寝た状態で、使っている筋肉を意識しながらゆっくり体を動かしていくレッスン。
しーんとした心地良い空気の中で、先生の声に従って丁寧に動けるというのがとても新鮮で好きでした。
立つと重力がありますし、順番を覚えて音楽に合わせるとなると、細かいところまで意識を入れることが難しいもの。
このレッスンは、私が求めていた要素が詰まったものでした。

そしてこのレッスンを続けていったところ、回転する動きで癖になっていた背中の反りがなくなり、軸が安定してきたのを感じました。当時はインナーマッスル、体幹という言葉はありませんでしたが、今の言葉で言うと、インナーマッスルが自然に働いて、強い体幹が作られたということでしょうか・・・。

また、フロア・バーテクニックとクラシックバレエを組み合わせて毎日レッスンを続けていくうちに、どんなレッスンでも、体の内側を使って動けるようになったのです。腰が安定して、ずっと言われ続けていた「もっと大きく踊りなさい」ということがどういうことなのかがわかってきました。中心がしっかりしていないと、体を使い切って大きく踊れないのだと、土台をしっかり作ることの大切さを痛感したのです。また、しっかりした土台が作られると、無駄な力が入らなくなり、しなやかな動きに繋がっていくのだというのを体感することができました。

そして、私が持ち続けていた体に対してのコンプレックスも、外見と内面の両方から解消されていったのです。

外見的には、上半身に比べて下半身が太く、バランスが悪いのが私の長年のコンプレックスでした。もともと太い上に、間違った筋肉の使い方をしていて、下半身がパンパンに張ってしまっていたのです。
しかし、床のレッスンで使うべき筋肉をちゃんと使うことで、特に腰から下が締まって、パンツのサイズがアメリカのサイズで4→1(※日本のサイズで11~13→7~9)に。留学前に1ヵ月滞在した時は、さらに大きな6サイズが腿でつかえて入らなかったのに…。

内面的な部分では、私は自分の姿と向き合うのが苦手で、できれば見たくないとさえ思っていました。
しかし、床のクラスで体の正しい位置を保てるようになった頃に受けたバレエクラスでは、必ず鏡で腰や背中の位置を確認することになっていました。

骨盤をまっすぐ立てて、体のパーツがきれいに積み上げられた 自分の姿を見て・・・
あれ?悪くない!いやいや、結構いいかも!と、思えたのです。

スタイルがいいに超したことはありません。しかし、身長や腕、脚、脛の長さ、腰の位置などは変えられません。
そんな中でも、自分の体を内側からちゃんと使い切ったその姿には、自分ならではの美しさがある。
大事なのは、自分の持っているものをどう使いこなし、どう生かすか・・・。

自分の中に自分を輝かせる術があるのだとその時気付き、初めて自分を受け入れることが出来たのです。

そのことで、大きな自信に繋がり、そこからどんどん良い方向へと変化しました。

~経験を生かして伝えたい!と講師の道へ~


私はこのプロセスの中で、どう体や筋肉を使うのか?を追求していくことが好きだということに気付き、自分の経験を生かして、床を使ったレッスンを日本で教えたいと思うようになりました。
「フロア・バー テクニック」の認可を取得して、約5年間過ごしたN.Yから帰国し、日本で仕事を始めて10年以上が経ちます。

バレエを始めたのも遅く、体の使い方を習得するのにとても時間がかかった私が、それを伝える仕事をするというのは、自分でも想像もしなかったことです。しかし、苦労をして得たものだからこそ、時間がかかったからこそ、バレエを始めるのが遅かった私だからこそ、伝えられることがあると思っています。

私のレッスンメソッドを通して、体の内側に意識を入れながら変化する自分を感じてほしい。自分だからこその魅力に気付いて、日常・お仕事・夢の実現に役立ててほしい。心からそう願うとともに、これからも全力でお1人お1人をサポートさせていただきます。